腰椎すべり症のサイトです





腰椎すべり症の治療法、手術、リハビリ、
予防と再発についてなど分かりやすく解説しています。

その他の腰椎の原因となる病気も紹介していますので、
ぜひご参考にしていただければ嬉しいです。



原因

もし若い世代の方の腰椎がずれたとしても、それは一時的なことであり元に戻ります。
つまり腰椎がすべりっぱなしにならないんですね。

しかし、中高年以降の方の場合は違います。
加齢により椎間板や靱帯が衰えてしまっていますから、
腰椎がずれてしまうと自力では元に戻れなくなるんですね。


⇒原因

症状

腰椎すべり症を発症すると、
最初は「違和感」や「何となく痛い」などの自覚症状が出るようになります。

また、腰痛の他に下肢の痛みが出るようになり、
神経が圧迫されると間欠跛行(かんけつはこう)の症状も現れるようになります。


⇒症状

治療法

◆保存療法
ブロック治療、理学療法、薬物療法、装具療法を症状に併せて行います。


※薬物療法
筋弛緩薬や消炎鎮痛薬などを使用します。(痛み)
末梢循環改善薬や神経賦活薬を使用します。(神経の修復)

もし保存療法を用いても症状が改善されない場合には、
医師の判断により手術が行われることもあります。


◆手術療法

手術療法においては、ずれてしまっている椎間固定術を行うことになります。
・ボルト固定術
 金属製のボルトで固定する方法です。
・インスツルメンテーション法
 ワイヤーや金属製の補助柱を使用します。


腰椎すべり症は稀に子供さんも発症することがありますが、
ほとんどの場合が中高年以降の方に起こる病気です。

ですからコルセットで固定するだけで自然治癒する、
といったことはまず望めませんから上記のような療法を用いて治療することになります。


⇒治療法

手術について

腰椎すべり症の場合、腰痛などの症状が出るようになるのですが、
治療は患者さんの症状に合わせて行われます。

もし腰痛だけ出ているのであれば、保存療法を行って経過観察します。
しかし、下半身にしびれや痛みが出てしまっている場合には手術を行うことになります。

◆腰椎すべり症の手術について
腰椎すべり症の手術は2つの事柄が目的となります。

・痛みを誘発している原因の神経組織の圧迫除去
・腰椎の骨を固定(直接固定する)

※チタン性の金属(インストルメント)を使用し、不安定さをなくすために行うものです。

金属を使用せず、ご自身の骨移植(骨盤)で手術を行う方法もあります。
骨移植と金属を使用する手術の相違点は、「社会復帰までの期間」です。
・骨移植の場合・・・約2ヶ月
・金属使用の場合・・・一週間程度


どんな手術にも言えることですが、手術に踏み切る場合には
実績の多い(症例数の多い)医師に執刀してもらうようにしましょう。

病院の大きさや有名さは医師の技術にはあまり関係ありません。
ご自分の納得する方法で腰椎すべり症を治しましょう。


⇒手術について

リハビリ(歩行訓練)

◆牽引療法
上半身を固定して足を引っ張る方法です。
人によって効果の現れ方は違います。

◆低周波治療(電気マッサージ)
15分程度、低周波を患部に当てて治療する方法です。

一般的なイメージとして、腰椎すべり症は治らないというものがあります。
つまりリハビリなどは気休めにしかならないといった認識です。
この為、上記のようなリハビリの他に、
バランスボールを使って筋力アップする方法や歩行訓練を行ったりするなど様々な方法を試します。

人によってはこれらで効果が現れることもありますし、
整体やカイロプラクティックで改善が見られる方もいます。

また、流水を利用した水中運動などで改善をはかる民間のスクールなどもあるようです。

老化は止めることはできませんが、
ストレッチなどの軽い運動で筋力をつけ腰椎すべり症をある程度防ぐことは可能です。

何があなたに効果があるかは分かりませんが、諦めて何もしなくなっては症状が進むだけです。
体がしんどくても改善する努力は続けるようにしましょう。


⇒リハビリ(歩行訓練)

予防と再発

加齢による筋力の低下が大きく影響する腰椎すべり症ですから、
普段からの適度な運動がとても大切です。

中でも効果的で簡単に行えるのは「ストレッチ」でしょう。
ストレッチはゆるやかな動作に終始しますが、
筋力アップや疲労回復の効果などが望める非常に良い方法です。

あなたがたとえいくつであっても、筋肉は鍛えることができます。
筋力がついていると腰椎すべり症だけではなく
様々な病気やケガを未然に防ぐことができるようになりますから、
是非ご自分に合った筋力アップの方法を生活に取り入れるようにしてください。


⇒予防と再発

専門医とは?

どんな病気にも民間療法が数多く存在しています。
整体・サプリメント・カイロプラクティック・運動療法・鍼灸など・・・
中には病院での治療を否定しているものもありますね。

しかし、病気の原因特定は病院でしか行えません。
レントゲン検査、血液検査、CT検査、MRI検査など
原因も分からず闇雲に治療を行う民間療法があるとしたら、
それは無責任以外の何ものでもありません。

すべては原因を特定してからです。
腰痛が出たら、専門医のいる整形外科を受診してください。


⇒専門医とは?

名医を探すには?

・実績(症例数)の多い医師を探す
・口コミを調べ倒す(WEB上でしたら、Q-Lifeなどの病院の口コミ専門サイトを参考にしてみてください)
・知人や友人などの紹介・体験談を参考にする


名医というのは曖昧なものです。
本当に技術のある医師はあまり表に出てきていないこともあります。

かといって、病院には広告規制がありますから、
広告だけで治療内容を読みとることはできませんし、
また病院の自画自賛だらけのHPの内容を鵜呑みにする訳にもいきません。

ご自分で情報を探して、実際に受診してみないことには名医は探せないのかもしれません。


⇒名医を探すには?

ぎっくり腰とは違うの?

腰椎すべり症の症状の中に「腰の鈍痛」がありますが、
状況によっては激しい痛みが出ることがあります。

この状態で病院を受診すると、「ぎっくり腰」と診断されることがあります。
違う病院で診察を受けると「腰椎すべり症」と診断されることもあります。

それは「腰椎がずれる」という点においてはどちらの病態も共通項であるからです。
ですから医師の診断はどれも誤診ではないのです。

いずれにしても、医師の指示どおりに治療を行って回復をはかることが大切です。


⇒ぎっくり腰とは違うの?

その他の腰痛の原因となる病気

・腰椎椎間板ヘルニア
排尿障害、下肢のしびれなど

・多発性骨髄腫

体重減少、骨の痛みなど

・腹部大動脈瘤

腹痛など

・更年期障害

のぼせ、ほてり、発汗など

・子宮頸がん

不正性器出血、血便など

・子宮筋腫

息切れ、下腹部の腫瘤感、生理の異常など

・水尿管症

血尿、下腹部痛など

・尿管結石

腰背部痛、下腹部痛など

・遊走腎

便秘、吐き気など

・急性腎盂腎炎

発熱、頻尿など

・脊椎カリエス

発熱など
※夜間に腰痛がひどくなることがあります。

・化膿性脊椎炎

発熱、腰背部痛など

・骨軟化症

筋力低下、筋肉痛

・骨粗鬆症

背骨の歪み、腰背部痛

・座骨神経痛

しびれ、太ももの痛みなど

・強直性脊椎炎

股関節の運動制限、安静にしても痛みが弱まらないなど

・腰痛症

腰痛

・腰部脊柱管狭窄症

間欠性跛行(かんけつせいはこう)、下肢のしびれなど

・腰椎分離・すべり症

長時間同じ姿勢を続けると腰痛が激しくなるなど

・変形性腰椎症

姿勢が悪くなるなど


これらすべてが腰痛を引き起こす病気です。
命に関わるものから経過観察にとどまる病気まで様々ですね。

ただし、自己判断では原因も分かりませんし、当然適切な治療もできませんから、
腰痛が出たらすぐに病院を受診するようにしてください。


⇒その他の腰痛の原因となる病気



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